この記事では、ラクローの従業員画面の見方や、基本的な使い方を説明します。
■目次
■ログと勤怠の確認・修正方法
ラクローアプリのインストール方法の設定が完了すると、従業員画面の左側にログが反映されます。
下図のとおり、
・薄い水色のグラフ が「客観的記録」
・濃い水色のグラフ が「自己申告」
を表しています。
また、グラフ部分にカーソルを当てると吹き出しが表示され、どのログが何時についていたかを確認することができます。
※ ログに関する補足
- ログの反映タイミングについては、「ログが反映されるタイミングは?」の記事をご確認ください。
- PCログは「何時〜何時」といった「期間」を表します。一方、外部サービスのメール送信ログなどは「(一時点の)何時」のように「時点」を表します。この2種類のログタイプについては、「2種類のログタイプについて」の記事をご確認ください。
ログが従業員画面に反映されると、その日のログに基づいて、始業 / 終業 の客観的記録 / 自己申告の欄に同じ時刻が自動入力されます。
実際に労働した時間が客観的記録と異なる場合には、下記例のように自己申告欄の時刻を修正します。
▼自己申告の修正例
12/02(金)の終業が、客観的記録 / 自己申告ともに「19:43」と記録されている場合に、自己申告を「18:00」に修正します。
↓↓↓
→ 下図左部分の自己申告を表すグラフが18:00に変更となり、短くなりました。
→ 下図中央部分に、「自己申告の時刻が変更されています。修正理由を入力してください。」という赤色の「!」エラーが表示されました。
自己申告の時刻を修正した場合(= 客観的記録の時刻と差がある場合)、この赤色の「!」エラーが表示されます。
この赤色の「!」エラーがついている状態では、勤怠締めの際に勤怠確定を行うことができません。
下図のとおり、修正理由を入力すると、赤色の「!」エラーが消えます。
このように、自己申告の時刻を修正する場合は、修正理由を適切に入力しましょう。
▼オレンジ色の「!」アラート
欠勤(ログも自己申告も記録されていない状態)、必要な休憩時間が取れていない場合などに、オレンジ色の「!」アラートが表示されます。
オレンジ色の「!」アラートは、ついたままでも月次勤怠の確定を行うことはできますが、必ずアラート内容を確認するようにしましょう。
▼休憩時間の修正
下図右部分の編集ボタンをクリックします。
下図のダイアログが表示されたら、必要箇所を修正し、修正理由を入力のうえ、「更新」ボタンをクリックします。
■ラクローが取得するPCログの種類
ラクローでは、PCのON / OFF に関わるログだけを取得します。
操作 | Windows | Mac | Chromebook |
起動 / シャットダウン | ◯ | ◯ | ◯ |
スリープ / スリープ解除 | ◯ | ◯ | ◯ |
画面ロック / アンロック | ◯ | ◯ | ー |
※ 管理者による設定によっては、画面ロック / アンロックのログが反映されない場合があります。
■勤怠申請 / 休暇申請の出し方
下図中央部分に「勤怠申請」欄があります。
「+」ボタンをクリックすると、下図のダイアログが表示されます。
「勤務種別」「休暇種別」の欄から任意の申請を選択します。
「申請理由等」の欄は任意入力となっています。必要に応じてコメントを入力します。
最後に「登録する」ボタンをクリックすると、申請が送信されます。
申請が送信されると、勤怠申請欄に申請の略称が表示されます。
砂時計マークは、申請中(未承認)の状態を表します。
管理者もしくは承認者に承認されると、みどり色のチェックに変わります。
■月合計のグラフの見方
画面左「総労働時間」のグラフは、その月の総労働時間を表示します。
客観的記録 / 自己申告 の2段に分かれており、その差を確認することができます。
グラフ部分にカーソルを当てることで、所定内 / 所定外 / 法定外 / 休日 などの時間数の内訳を確認することもできます。
画面中央「時間外労働」のグラフは、その月の法定時間外労働の合計時間数を表示します。
下図のオレンジ色の線は、36協定の一般条項の上限を示しています。
この例では、一般条項の上限値を45時間に設定しており、時間外労働が3:30発生している状況です。
下図のテキスト部分にも、「残業上限【一般】:45:00 残り:41:30」と表示されています。
■月次勤怠確定の方法
勤怠締めのタイミングを迎えたら勤怠の確定を行います。
必要に応じて自己申告の修正や、各種申請を行い、自身の勤怠に問題ないことを確認したら、画面右の確定ボタンから「確定する」をクリックします。
月次勤怠が確定されると、「承認待ち」のステータスになります。
月次勤怠が承認されると、「承認済み」のステータスになります。
■前月 / 翌月 の勤怠画面への移動
下図のボタンをクリックすることで、前月 / 翌月 に移動することができます。
下図のカレンダーアイコンから、任意の年月に一回で移動することができます。