年次有給休暇(時間休)の取得上限の概要
年次有給休暇(時間休)は年間で5日分まで取得することができます。
ラクローでは、5日分を超える時間休を取得することはできません。
(例)時間休換算の時間が1日8時間の場合は、8時間✖️5日🟰40時間。年間で40時間まで時間休を取得することが可能です。
画面の解説
「今年度(2023/08/01〜2024/07/31)」には、現在日が含まれる年の期間を表示しています。
「0日7時間取得済み 残り33時間取得可能」には、期間内に取得済みの時間休の日数・時間数と、現在日時点での時間休換算の時間で残り何時間取得可能なのかを表示しています。
5日分を超える時間休を申請しようとすると、エラーメッセージが表示され、取得することができません。この場合は、年次有給休暇や半休をご利用ください。
年次有給休暇(時間休)の取得上限の根拠
労働基準法にて、年次有給休暇を時間単位で利用する場合には、5日以内に限ると定められているため、ラクローでは5日分を超える年次有給休暇の時間単位取得を制限しています。
(参考)厚生労働省ガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/topics/2008/12/dl/tp1216-1l-04.pdf
(管理者向け)詳細な仕様解説
「今年度」について
「今年度」は現在日が含まれる年度を表示しています。
必ずしも1年間が表示されるものではなく、初年度の基準日と次年度の基準日の間が1年に満たない場合は、1年よりも短い期間となる場合があります。(年次有給休暇の一斉付与を行なっている場合など)
1年間を超える期間が表示されることはありません。
年次有給休暇の時間換算について
(管理画面) > 「労働時間制度」 > 「時間休取得した場合の休暇1日あたりの時間数換算」で設定されている値を利用しています。
(例)「時間休取得した場合の休暇1日あたりの時間数換算」が7時間の場合は、7時間✖️5日🟰35時間。年間で35時間まで時間休を取得することが可能となります。
管理画面での時間休取得について
管理者による代理申請についても取得制限がかかります。
管理画面 > ユーザー > 「休暇付与・取得の登録」での時間休取得への制限は以下のようになっています。
- 「取得(調整)」:制限がかかります
- 「時間休補正(所定労働時間の変更による)」:制限がかかりません
注意点
現時点では、時間単位の年次有給休暇の取得上限を「1〜4日以内」に変更することはできません。