ラクローとfreee人事労務の連携手順を説明します。
■連携設定
1)管理画面 > 左メニュー「企業」 > 「外部連携」タブ を開き、「freee連携」ボタンをクリック
2)freeeアカウントでログインし、アプリ連携を許可します
3)「連携するfreeeの事業所を選択」で対象事業所を選択し、「更新する」をクリック
■freee人事労務のユーザーをラクローに同期・一括登録する
事前にご確認ください
- ユーザーの同期・一括登録を行うには、freee人事労務のユーザーに「従業員番号」、「メールアドレス」を登録しておく必要があります。
- freee人事労務において同じ従業員番号のユーザーが存在する場合、ユーザーの同期や取込に影響する場合があります。事前に同じ従業員番号のユーザーが存在しないかご確認ください。存在する場合は、従業員番号が重複しないようfreee人事労務にて設定を行なってください。
ユーザー同期・一括登録の手順
1)「ユーザーの同期 / 取り込み」をクリック
2)「ユーザーの同期」タブで、「freeeのユーザーと同期する」ボタンをクリック
ここでは、すでにラクローに存在しているユーザーと、freee人事労務のユーザーを従業員番号をキーに紐付けを行います。
ユーザーの紐付けが完了していないユーザーが存在する場合、下図のように「現在、◯名のラクローユーザーが未連携です。」と表示されます。
ユーザーの紐付けが完了したユーザーは、管理画面 > 左メニュー「ユーザー」のページにて、下図の通り「給与システム」のアイコンが表示されます。
「freeeのユーザーと同期する」ボタンをクリックした際、ラクローに未登録のユーザーがいる場合、下図の通り未登録ユーザーが表示されます。次の3の手順で登録を行なってください。
3) 「ユーザーの取り込み」タブで、対象ユーザーにチェックを入れ、「freeeのユーザーを取り込む」をクリック
「ユーザーの取り込み」タブでは、下図のようにラクローに未登録のfreee人事労務のユーザーが一覧で表示されます。
※ ユーザー取り込み時に対象ユーザーに招待メールを送りたくない場合は、「ユーザー登録時に招待メールを送信する」のチェックを外してください。詳細は「ユーザー登録時に招待メールを送信する」チェックについてをご確認ください。
■ラクローの勤怠データをfreee人事労務に連携する
事前にご確認ください
- データの反映はfreee人事労務 とラクローの「従業員番号」を条件として実施します
- 勤怠データの連携対象は下表で「◯」がついている労働時間制度が適用された従業員となります
労働時間制度の種別 勤怠データの連携 通常の労働時間制 ◯ フレックスタイム制 ◯ 裁量労働制 ◯ 管理監督者 ◯ 通常の労働時間制(シフト制) × 1ヶ月単位の変形労働時間制(シフト制) × - ラクローで確定した月の翌月にfreee人事労務にデータ反映されます(勤怠は月末締め、給与は翌月支払いを想定しているため)
- 例)ラクローで4月分を確定した場合、freee人事労務の5月に反映
勤怠データ連携の手順
事前に「連携設定」及び「freee人事労務のユーザーをラクローに同期・一括登録する」を行なってください。
freee人事労務とユーザーの同期が完了しているユーザーにおいて、月次勤怠を承認すると自動的にfreee人事労務に勤怠データが反映されます。
1)ユーザーの月次勤怠を承認する
2)freee人事労務に勤怠データが自動反映される
備考
- freee人事労務側で連携対象月の給与明細を確定している場合、ラクロー側でユーザーの月次勤怠を承認してもfreee人事労務にデータが反映されることはありません。
- 「承認済み」のボタンをクリックすると、下図の通り「freeeの勤怠サマリへ反映する」と表示されます。承認をした時点でfreee人事労務へ勤怠データが反映されるため、通常このボタンを押す必要はありません。勤怠データの連携後に、freee人事労務側のデータを削除した場合など、もう一度勤怠データを反映させたい時に押してください。
連携項目対応表
ラクローの管理画面 > 左メニュー「データ出力」 > 「労働時間(月単位)」から出力できる項目をもとにした対応表です。
- ラクローにおいて、従業員に適用している労働時間制度の種別によって、freee人事労務に連携される内容が異なります。
- 無給休暇の取得時間数や代休の取得時間数など、下記の対応表に記載のない項目はfreee人事労務に反映されませんのでご注意ください。
freee人事労務 | ラクロー | ||||
通常の労働時間制 | フレックスタイム制(コアタイムなし) | フレックスタイム制(コアタイムあり) | 裁量労働制 | 管理監督者 | |
労働日数 |
※1 |
※1 |
※1 |
※1 |
※1 |
総勤務時間 |
総労働時間(法定休日含む) |
総労働時間(法定休日含む) |
総労働時間(法定休日含む) |
総労働時間(法定休日含む) |
総労働時間(法定休日含む) |
休暇取得時間数(うち有給) |
- ※2 |
- ※2 |
休暇取得時間数(うち有給) | 休暇取得時間数(うち有給) | |
所定内労働 |
所定内労働時間(うち所定労働日) |
所定内労働時間(うち所定労働日) |
所定内労働時間(うち所定労働日) |
所定内労働時間(うち所定労働日) |
- |
所定内労働時間(うち所定休日) | 所定内労働時間(うち所定休日) | 所定内労働時間(うち所定休日) | 所定内労働時間(うち所定休日) | - | |
休暇取得時間数(うち有給) |
- ※2 |
- ※2 |
休暇取得時間数(うち有給) | - | |
法定内残業 |
所定外労働時間(うち所定労働日) |
所定外労働時間(うち所定労働日) |
所定外労働時間(うち所定労働日) |
- | - |
所定外労働時間(うち所定休日) | 所定外労働時間(うち所定休日) | 所定外労働時間(うち所定休日) | - | - | |
時間外労働 |
時間外労働時間(うち所定労働日) |
時間外労働時間(うち所定労働日) |
時間外労働時間(うち所定労働日) |
- | - |
時間外労働時間(うち所定休日) | 時間外労働時間(うち所定休日) | 時間外労働時間(うち所定休日) | - | - | |
時間外労働時間(うち所定労働日・60時間超) | 時間外労働時間(うち所定労働日・60時間超) | 時間外労働時間(うち所定労働日・60時間超) | - | - | |
時間外労働時間(うち所定休日・60時間超) | 時間外労働時間(うち所定休日・60時間超) | 時間外労働時間(うち所定休日・60時間超) | - | - | |
休日労働 |
休日労働時間 |
休日労働時間 |
休日労働時間 |
休日労働時間 |
- |
深夜労働 |
深夜労働時間 |
深夜労働時間 |
深夜労働時間 |
深夜労働時間 |
深夜労働時間 |
有給取得数 |
年休取得日数(時間休除く) |
年休取得日数(時間休除く) |
年休取得日数(時間休除く) |
年休取得日数(時間休除く) |
年休取得日数(時間休除く) |
遅刻早退時間 |
遅刻時間 |
- |
遅刻時間 |
- | - |
早退時間 | - | 早退時間 | - | - | |
控除対象の遅刻早退時間 |
遅刻時間(控除) |
- |
- |
- | - |
早退時間(控除) | - | - | - | - | |
所定労働日の労働日数 |
※3 |
※3 |
※3 |
※3 |
※3 |
所定休日の労働日数 |
労働日数(うち所定休日) |
労働日数(うち所定休日) |
労働日数(うち所定休日) |
労働日数(うち所定休日) |
労働日数(うち所定休日) |
法定休日の労働日数 |
労働日数(うち法定休日) |
労働日数(うち法定休日) |
労働日数(うち法定休日) |
労働日数(うち法定休日) |
労働日数(うち法定休日) |
欠勤日数 |
※4 |
欠勤日数 |
欠勤日数 |
欠勤日数 |
欠勤日数 |
控除対象の欠勤日数 |
※5 |
- |
- |
- |
- |
不足時間 |
- | フレックス不足時間(所定ベース) | フレックス不足時間(所定ベース) | - | - |
支給対象の法定内残業時間 |
- | - | - | 所定外労働時間(うち所定労働日) | - |
- | - | - | 所定外労働時間(うち所定休日) | ||
支給対象の時間外労働時間 | - | - | - | 時間外労働時間(うち所定労働日) | - |
- | - | - | 時間外労働時間(うち所定休日) | - | |
- | - | - | 時間外労働時間(うち所定労働日・60時間超) | - | |
- | - | - | 時間外労働時間(うち所定休日・60時間超) | - |
- ※1 労働もしくは有給休暇(半休・時間休含む)を取得した日数の合計値をカウントします。
- ※2 ラクローではフレックスタイム制のみ、労働時間に年次有給休暇の取得時間数が含まれる仕様となっております。年次有給休暇以外の有給休暇時間を労働時間に含める場合は、ラクロー内のフレックスタイム制の労働時間制度において「年休以外の有給の休暇種別も労働時間として加算する」を有効にする必要があります。
- ※3 所定労働日において、労働もしくは有給休暇(半休・時間休含む)を取得した日数の合計値をカウントします。
- ※4 「欠勤時間」をその日の所定労働時間で割って算出します。
- 例:所定労働時間が8時間の従業員が1日欠勤した場合
欠勤時間8時間 / 所定労働時間8時間 = 欠勤日数1日 - 例2:所定労働時間が8時間の従業員が半休取得して半日欠勤した場合
欠勤時間4時間 / 所定労働時間8時間 = 欠勤日数0.5日
- 例:所定労働時間が8時間の従業員が1日欠勤した場合
- ※5 「欠勤時間(控除)」をその日の所定労働時間で割って算出します。計算式は※4同様です。