フレックスタイム制の従業員の画面に、下図のように「月末見込」のグラフを表示することができます。
設定方法
1) 管理画面 > 労働時間制度 をクリックします
2)フレックスタイム制の労働時間制度の「編集」をクリックします
3)下図赤枠部分の「月末見込の表示」にチェックをいれます
4)「所定労働時間をもとに算出」「労働実績をもとに算出」のどちらかを選択します
■「所定労働時間をもとに算出」を選択した場合
前日までの自己申告の労働実績に、「残りの所定労働日数」 × 「1日の標準労働時間」 を加算して見込時間を算出します。
例として、1日の標準労働時間が8:00の場合、「残りの所定労働日を8時間ずつ働いたとするとどうなるか?」という見込を表示します。
注意点としまして、標準労働時間をもとに見込み時間を計算する関係上、時間外勤務が多い方の見込み時間が過小に表示される傾向がございます。時間外勤務が多い方の見込時間をより実態に近い値で表示されたい場合は、「労働実績をもとに算出」をご利用ください。
■「労働実績をもとに算出」を選択した場合
「前日までの自己申告の総労働時間」/「前日までの所定労働時間の合計」から1日の標準労働時間に対する「労働率」を算出し、前日までの自己申告の労働実績に、「残りの所定労働日数」×「1日の標準労働時間」×「労働率」を加算して見込時間を算出します。
このような計算方法としている理由は、未来日に半休や時間休を取得した場合の見込時間の計算を考慮しているためです。
イメージとしては、「残りの所定労働日を1日あたりの平均労働時間ずつ働いたとするとどうなるか?」を表示させることができるものです。
注意点としまして、労働実績を加味する関係上、月初付近では見込時間が実態よりも大きく離れるケースがございます。例として、労働時間が月初に多く、月中〜月末にかけて少ないような場合、月の前半では見込み時間が多く表示されてしまいます。なおこのような場合も、月末に近づくにつれ、実態に近い見込時間が表示されるようなります。
見込時間の計算例
前提
- 1日の標準労働時間 8:00
- 月の所定労働日数 22日
- 現在日 2025/7/3
| 日付 | 所定労働時間をもとに算出 | 労働実績をもとに算出 | |
| 労働時間実績 | 7/1(火) | 11:00 | 11:00 |
| 7/2(水) | 9:00 | 9:00 | |
| 労働時間見込 | 7/3(木) 現在日 | 8:00 | 10:00 |
| … | ... | ... | |
| 7/30(水) | 8:00 | 10:00 | |
| 7/31(木) | 8:00 | 10:00 | |
| 月末の見込時間 | 180:00 | 220:00 | |
| 1日あたり見込時間 | 8:00 | 10:00 | |
| 1日あたり見込時間の算出方法 | 労働時間制度の1日の標準労働時間による | 8:00×((11:00+9:00)/8:00×2日) | |
■計算方法の補足
- 当日の労働時間は実績値に含まれません。
- 当月内の未来日に休暇を取得した場合、その申請が承認されれば労働実績として計算されます。
- その休暇が半休や時間休だった場合は、その時間数が実績として計算されます。また、1日の標準労働時間からその休暇の時間数を差し引いた残りを見込時間の算出に用います。
- 残りの所定労働日数を計算に用いる関係上、振替休日を取得することによって残りの所定労働日数が変わると、その分見込時間も変わります。
- 「総労働時間グラフ」では有給休暇の時間を含んでおりますので給与の観点での労働時間を、「時間外労働 (実労働のみ)グラフ」では36協定の残業上限の観点での時間外労働時間を確認する用途でご利用ください。
※ 設定直後は月末見込のグラフがすぐに計算されないケースがあり、その場合、一時的に自己申告の実績時間が代わりに表示されます。対象従業員が、その月の従業員画面を開くことで、正しい月末見込時間が自動計算され表示されます。また、管理者が管理ページから対象従業員のページ右上の確定ボタン内の「代理で再計算する」をクリックすることでも、月末見込時間が表示されます。